素晴らしいパッケージのチョコレート
カカオ80%のチョコレートは、フォークから離たれ舌に置かれた瞬間から形が崩れ始め、口の中全体にアメーバのように拡がってゆきました。程よい苦味とキメ細かい舌触りが心地よく、濃厚この上なさを畳み込むようにアピールしてきたのです。
旅の途中雪の眩しさに疲れ、たまたま入ったこのcaféは珍しくもチョコレート専門店でした。
カウンターのガラスケースにズラリと並ぶチョコレートから3つを自由にチョイスするコースでしたが、どれも品格が漂い選ぶ時からワクワク感を与えてくれるものばかり。
注文してからcoffeeを落とし運ばれて来るまでの時間が待ち遠しく、それがより一層美味しさを惹き立ててくれたかもです。
時間をかけてチョイスしただけあってそれぞれがまったく違うアプローチで大好きなブラックcoffeeとの調和を隅々まで堪能させてくれました。
ある事を成功に導くのにマニュアルはもちろん大切ですが、時間と空間を上手く使うといったワンランク上の解決の仕方ができれば、成功の満足感だけでなく素敵なオブジェとしても残っていくのかなと思いました。
時間を包む洒落たパッケージ、、難しくもあり楽しくもありですね。
さり気なくチョコレート工場のスタッフにしてやられた昼下がりでした。
smoky